長崎七ツ釜鍾乳洞の桜を見て一番頂上まで登り帰って来る時、ロープが張ってあり入れない所がありました。
今は閉鎖されている「長崎西海楽園」の跡地です。
長崎西海楽園のオープンは、1990年(平成2年)04月01日
閉館は2007年(平成19)09月18日
やはりオープン時期はバブル真っ只中に作られ、この時代は何でもありみたいな感じで今思うとちょっと怖いですね。
ロープの先の方を眺めながら帰ろうとしていたら草刈りをしていた作業員のおじさんが、
「柵の中に入って見て行っていいよ」
って、言って下さいました。
現在の西海楽園がどうなっているのか、お言葉に甘えて入って見る事にしました。
ここの石垣の上には高さ40Mの観音像が立っていたようです。
作業員のおじさんの話によると、閉館後風で傾いて危なかったから壊したそうです。
ここは草木も生えてもう廃墟状態です。
この台座には仏像が置かれていたようですがもう無いですね。
坂を下って行くと水面の上に3体の像が立っていました。
ここには釣り鐘があったみたいですね。
腐れた棒だけがぶら下がっていました。
阿吽(あうん)の仏像は壊れていなかったですが、柵はボロボロで腐れています。
階段の隙間からは草が生えていました。
ここの階段付近は綺麗に草は刈られていましたが、いつかはここに入れる事が出来るようになるのでしょうか?
すぐ近くには国指定天然記念物の七ツ釜鍾乳洞があります。