拡大撮影するための準備
なぜ絞りリングが付いたこのAi AF NIKKOR 50mm f/1.8Dを買ったのか思い出しました。
まだマクロレンズを持っていなかった頃、このBR-2AとBR-3を使えばマクロレンズのように小さいものを大きく撮影出来ると知ったからでした。
上の2つのリングを使えばフィルター径が52mmのレンズをマクロレンズとして使用できるという物です。
でも絞りリングが簡略されたレンズでは絞りの変更が出来なくて最大絞りになってしまいます。
そこで絞りリングが付いた安いレンズでフィルター径が52mmのレンズという事で、Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8Dを買ったのでした。
逆付けでの拡大撮影には50mmより35mm、35mmより28mmと広角レンズの方が拡大撮影出来るみたいです。
上の写真のようにBR-2Aはフィルター径が52mmレンズの前玉側に装着してカメラ本体とレンズを接続するため必要です。
フィルター径が52mmレンズでなければ装着出来ませんがステップアップリング等を使えば出来ると思います。
BR-3は後玉を被写体に向けて撮影するのでむき出しのままになってしまうため保護フィルターを装着するため必要です。
カメラ本体とレンズを取り付けると下の写真のように後玉が前になります。
マクロレンズとして撮り比べ
まずは普通にAi AF NIKKOR 50mm f/1.8Dで最短距離で撮ってみました。
最短撮影距離が0.45 mという事でこれぐらいの大きさです。
次は試しにマクロレンズ90mmで撮影してみました。
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272EN II)
短撮影距離は0.29mという事で結構近くなります。
今度は50mmレンズにBR-2AとBR-3を装着して撮影してみました。
90mmのマクロレンズより拡大して撮影出来ますね。
短撮影距離は90mmマクロレンズより近かったです。
それにピントリングでピント合わせ出来ないので本体を移動させてピント合わせします。
カメラとレンズは電気接点されてないのでもちろんマニュアル撮影となります。
接写リングとして撮影
今度はBR2AとBR-3を重ねてみると接写リングのようになりますね。
本体と合体してみます。
接写リングとして撮影してみました。
50mmレンズでここまで大きく撮れます。
この状態だとピントリングである程度はピントを合わせる事が出来ますが範囲が狭いです。
もちろんこれもマニュアル撮影となります。
最後に
どうでしょうか?
いいんじゃないでしょうか?
BR-2AとBR-3を使ってこうやって比べて撮影してみるとマクロレンズより拡大撮影出来るし面白く結構いいですね。
TAMRON 単焦点マクロレンズ SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272EN II)